抗コリン薬
抗アレルギー薬などを内服していても、鼻水だけはいっこうに治まらない場合は、内服薬に追加して鼻用の抗コリン薬を使います。
鼻水は通常、鼻粘膜の分泌腺から出る分泌液と血液からの浸出液などで構成されていますが、鼻アレルギーで発作性に増える鼻水の場合は、鼻粘膜からの分泌液が異常に増えて起こるものです。これは鼻粘膜の分泌腺に分布している副交感神経末端から放出される、アセチルコリンと呼ばれる物質の作用で、分泌腺が活性化される結果と考えられています。
抗コリン薬は、このアセチルコリンに拮抗するように作用して、鼻腺からの分泌を抑制し、鼻水を鎮めてくれることが分かっています。現在、アトロベントとフルブロンの二種類がよく使われています。