抗ヒスタミン薬
既に出てしまっている鼻や目の花粉症の症状を、いち早く抑えるために最初に使うのが抗ヒスタミン薬です。花粉アレルギーによる鼻水・鼻づまりや目が痒いといったような症状は、アレルギー反応によって肥満細胞から放出されたヒスタミンなどの、ケミカルメディエーターが鼻腔や目の粘膜に作用することによって起こります。
抗ヒスタミン薬は特にこのヒスタミンに拮抗するように作用して、アレルギー症状が現れるのを極力抑えるように働きます。比較的速攻性の高い薬なので、服用すると速やかに血液中に移行し、鼻腔や目の粘膜に到達して、すぐに効き目を現します。薬の種類にもよりますが最も速効性の高いものでは、薬を飲んで20分から30分もすると効果が現れ、症状が鎮まってくるといわれています。
花粉治療の抗ヒスタミン薬の中でも好んで用いられるのはポララミン、レスタミン錠、タベジール、そして最近開発された第三世代のメキタジン製剤です。抗ヒスタミン薬は、一般にくしゃみ、鼻水、かゆみには非常によく効く薬です。しかし鼻づまりについては、十分な効果が期待できない状態が続いていました。
第三世代の抗ヒスタミン薬は、最も古くからある第一世代のものに比べると、あらゆる薬効が改善されているのですが、なかでも鼻づまりへの効果はかなり改善されています。